HISTORY

世界でたった一枚しかない、自分だけのインディビジュアライズド シャツ。

1961

Starting INDIVIDUALIZED SHIRTS

1960年代のアメリカは公民権運動、学生運動に始まり女性運動、反ベトナム戦争運動など国家に対して国民一人ひとり(インディビジュアライズド)が立ち上がり、そして主張した時代。アメリカの全てが新しい未来へと向かいエネルギーに満ちあふれていた。1961年、若き政治家J.F.ケネディが第35第アメリカ大統領に就任、そして後に黒人初の大統領となるバラク・オバマがハワイ州ホノルルの病院で生を受けたその年、ニュージャージー州のとある港町に小さなカスタムメイドシャツ専門メーカーが開業した。それが"INDIVIDUALIZED SHIRTS"です。

アメリカにおける紳士服の歴史はヨーロッパからの移民による仕立て屋(テーラー)のもの作りから始まり、のちに既製服として大量生産される時代に変わっていきました。歴史の中で忘れ去られてきた仕立て屋が作るシャツ、一人ひとりのために仕立てた最高の着心地のシャツ・・・インディビジュアライズド シャツの原点は仕立て屋が作る本物のシャツを提供することでした。そして、現在までその名への誇り(インディビジュアライズド シャツ=たった一人のためだけに存在するシャツ)とアメリカントラッドの伝統的シャツ作りを忘れることなく50年以上の時を刻み、アメリカ国内のテーラードカスタムシャツのトップシェアーホルダーとして歴代大統領をはじめ多くのセレブリティにシャツを提供しています。

そしてこれからの50年も変わることなく、INDIVIDUALIZED SHIRTSは歩み続けます。

American traditional fabric archives

ニューヨーク・マンハッタン・レキシントンアベニューのとあるビルの一室に約700sq.ftほどのアーカイブルーム(資料室)が存在します。ここにはアメリカントラッドの歴史そのものと言える過去200年以上に渡る膨大なファブリックスワッチ(生地見本帳)が保管されています。インディビジュアライズド シャツでは、この歴史的アーカイブから厳選したヴィンテージファブリックを毎シーズン復刻し提案しています。各年代に実在した生地を、色柄・風合いともに忠実に再現した復刻ファブリックを皆様にお届けします。

1881

TIE and BOW TIE COLLECTION

インディビジュアライズド アパレルグループに属するネックウェアブランド、ブラウン&チャーチ。1881年に伝統的なネックウェアを作る会社としてスタートしました。創業以来一貫して本国生産にこだわり、現在も熟練された職人たちの手により支えられているブラウン&チャーチはノースカロライナ州アパラチア山脈の麓にファクトリーを構えます。このファクトリーでインディビジュアライズド シャツブランドのネクタイとボウタイの生産がスタートしました。

1919

INDIVIDUALIZED CLOTHING

1919年アメリカ・メリーランド州のウェストミンスターで創業したイングリッシュ アメリカン カンパニー。1978年にインディビジュアライズド アパレルグループの傘下に入り、2003年にプライベートブランドであるインディビジュアライズド クロージングをスタートさせました。現存するアメリカ製スーツファクトリーとしては最大規模で、長い経験を持つ職人達が昔ながらの工程と品質を守りアメリカ国内でもトップクラスと評される妥協なき製品作りを続けています。日本国内では1919モデル、ラットパックモデル、ナチュラルモデルを中心に2008年より販売を開始しました。

2008

TRUNK SHOW

本国アメリカでは高級ドレスシャツファクトリーとして認知されているインディビジュアライズド シャツ。これまで日本ではレディメイドでの販売が中心だったため、カジュアルシャツとしての印象が強いのですが、2008年よりスタートしたトランクショーでは、カジュアル向けのシャツだけでなくドレスシャツ用の高級生地も取り揃えインディビジュアライズド シャツの可能性を広げています。

About INDIVIDUALIZED SHIRTS

1961年、John Larescaの手により創業されたインディビジュアライズドシャツは、創業から半世紀以上経った今も一枚のシャツへのこだわりは一貫しており、カスタムメイドの分野では現在もアメリカ国内シェア1位を誇るファクトリーブランドです。過去にはボタンダウンシャツの原点を作り上げたブルックス ブラザーズのカスタムオーダーシャツ部門を請け負っていたこともあり、現在もニューヨークの高級百貨店や全米の高級紳士服専門店のカスタムオーダーシャツを手掛けています。また顧客リストには歴代大統領をはじめハリウッドスターやスポーツ選手などセレブリティーが名を連ね信頼と実績を兼ね備えたファクトリーブランドとして評価されています。

ファンに愛される理由

戦後のアメリカン・メンズファッションの黄金期である50、60年代、そしてラルフローレン登場による70、80年代ファッションムーブメントの中でカスタムメイドのシャツ作りを原点に進化してきたインディビジュアライズド シャツのファンから最も絶賛されているのが、ボタンダウンの襟元のディテール。タイをしたときに見られる襟のロール、そしてタイを外した時の襟元の美しさ、これはブルックス ブラザーズのカスタム部門を長く任されていた経験から創り出されるアメリカンシャツに重要なディテールです。ユニバーシティ ボタンダウンと称され、台襟(バンド)の高さ、襟羽根(リーフ)サイズ、ボタン位置、そして台襟のシェープ等すべてのティテールが絶妙なバランスで一体となり、伝統的なアメリカンシャツを創り上げています。また全てのパターン(型紙)が現在もインチ寸法で作られており、イギリス、イタリア、そして日本で作られるシャツとの微妙なニュアンスの違いによりアメリカらしい出来上がりとなっています。

アメリカン高級シャツテーラーの理想と伝統を守るために

顧客からの何千通りもの異なるパターンの要求に応えられるデータの蓄積、生地のカッティング技術、付属パーツの充実、シャツのニーズに合わせた各種芯地(ライニング)、そして平面の生地を快適に着る為に身体を包み込むようなシャツを創り上げる熟練された縫製技術により最高のシャツが仕立てられています。さらに「究極のシャツは一切の余分なものを取り除く」というアメリカン高級シャツテーラーの理想のもと、本来大量生産のシャツ製造では行わない製法も多く取り入れています。そのひとつが肩部分の縫製技術、多くの量産シャツは肩部分の(ヨーク)の縫製ステッチが外側から見えてしまいますが、インディビジュアライズド シャツではコンストラクションヨークという外側に縫い目が見えない袋縫いを採用しています。またサイド部分の縫製(前身頃と後身頃の縫製部分)も量産シャツでは不可能な高い縫製技術を必要とする細幅の巻き縫いを基準としています。創業より50年、一貫してアメリカンシャツテイラーの伝統を守り続ける一枚のシャツ。着るごとに、洗いを重ねるごとに変わるエイジングを楽しみながら永く愛着を持って頂ければ、そしてその一枚を愛する友人や次の世代に引き継いで頂ければと願っております。

"Our shirts are produced with 90% of the competence,
but it becomes 100% as worn by our customers."

私たちのシャツの完成度は90%で人が着ることで100%になる。

インディビジュアライズド シャツは、1961年の創業以来、テーラーシャツのファクトリーとしてニュージャージー州パース・アンボイの本社工場で一枚一枚縫い上げられています。創業から50年が経ち、グローバル化が進むと共に多くのアメリカ製のシャツや製品が消えていきました。しかし、私たちはアメリカンシャツテーラーとして、クラフツマンとしての誇りを持ち、アメリカントラッドの担い手として惜しまぬ努力を日々続けています。

インディビジュアライズド シャツの完成度は90%です。袖を通し、長く着込むことで、オーナーの身体に馴染み、100%に完成するのです。ですから私たちは「一枚のシャツはパートナーであるお客様と共に創り上げる」ことを企業哲学として掲げています。

日本のパートナーの皆様には、インディビジュアライズド シャツを長く愛用していただくことでシャツの品質を体感していただきたいと願っております。私たちはこれからも、皆様の歴史とともに存在するシャツを作り続けてまいります。

Jim Heiser
President